11月22日から11月30日を医療安全推進週間に設定し、医療安全管理室・医療安全推進チームを中心にイベントを行いました。
目的は、「研修やイベントを通して職員の医療安全に対する意識を高め、患者の安全を守る」です。
取り組みの内容は・・・
@研修
A各部署の取り組み
B心肺蘇生法講習会
C危険予知トレーニング
D移乗体験・障がい者疑似体験
E医療安全かるた
F医療安全に対する意識調査集計結果
G医療安全で覚えてほしい事項の掲示
H転倒予防・骨折予防グッズの展示
です。
医療安全推進チームは、院内の多職種スタッフで構成されています。
春から企画を練り、計画的に準備をしてきました。
担当を決め、主体的に取り組み、それぞれのアイディアを活かし形にしました。
さながら学会のような会場の雰囲気です。
体験コーナー、ポスターセッションがあり、メーカーと連携し、患者さんの安全に向けた製品も紹介しました。
心肺蘇生講習会は、さる9月に院外のBLSインストラクターから指導を受け、技術を学んだ受講生が講師です。
BLSインストラクターの資格をもつ看護部長がその講師のサポートを行い、技術を習得できるようマンツーマンで指導を行いました。
日を重ねるごとに来場者も増え、会場は活気づきました。
みんな真剣に掲示物を見てくれ、なかには貴重な意見をいただくこともありました。
各部署の取り組みが理解でき、意見交換の場にもなりました。
幹部・医療安全管理委員長から、この医療安全推進週間に向けてのメッセージをいただき、医療安全に対する思いも手にとるように感じることができました。
みんなで作り上げた今回の医療安全推進週間、気づきを活かし、来年はもっとバーションアップしたいと思います!
医療安全推進週間イベントに向けて、
幹部や医療安全管理委員長(医師)から
メッセージをいただきました。
医療安全のために必要な情報を掲示しました。
看護実習生も思わず、真剣に見入っていました。
各部署で取り組んだ安全活動をポスターにして発表しました。
どんな風にやっているのかがよく分かり、参考になりました。
写真を撮影する方もいました。
いいなって思う発表部署に参加者はシールを貼りました。
患者様を安全に移乗させるコツは、この姿勢ですよ。
手作りの物を利用して片麻痺の障がい者体験。
「思うように体が動かせない…」
病室を再現した危険予知コーナー。
危険箇所は5か所。さぁ、どこでしょう?
心肺蘇生講習コーナー。
BLSインストラクターの資格を持つ看護部長が自ら指導!
職員に公募して作った安全カルタ。どれも力作です!
ここでもいいなと思うカルタにシールを貼りました。
メーカー協賛の転倒予防グッズと骨折予防グッズの展示コーナーです。
試しに穿いてみました。
「本当につま先が上がる!つまづきにくいかも!」
イベントに参加したら、自分の部署のところに各自が
シールを貼りました。グラフを見るたび、「参加を
呼びかけなくっちゃ」と競争意識が芽生えたようでした。
これが全体の様子です。
院内保育園の子どもたちも興味津々でした。
職員手作りの医療安全推進週間のポスターです!
院内にも掲示しました。
平成28年12月7日
湖山リハビリテーション病院
医療安全管理室:伊藤 恵