11/2(水)、富士東高校の生徒さん40名が当院に施設訪問に来てくれました。
2つのチームに分かれ、それぞれ交替で患者体験・感染対策講座を受けてもらいました。
まず最初は少人数に分かれ、「ものを伝えるゲーム」です。
みんなにカップ焼きそばを作ったことがない小学2年生の弟がいると仮定し、カップ焼きそばの作り方を電話で教えるというゲームです。
みんなで相談して考えます。
できたチームから、職員に向け実演します。
職員のちょっとしたいじわる?いたずら?もあり、少々苦戦気味。
自分が理解していることを、なにも知らない人に、全てを伝えるというのは意外と難しいことです。
「ええぇ〜?うそでしょ?」と言う声もたびたび聞かれ、真剣ながらも笑いもあるゲームとなりました。
その後、それぞれ全盲体験...
(目隠しをした状態で、ゲームをする)
車椅子乗車体験
片手動作体験
(利き手ではない方の手だけで、折り紙を折る)
おむつ体験
(実際に水を含ませ、ラジオ体操をしたり、体をうごかしたり、座ったりする)
をしてもらいました。
次はICTチームより感染について講義を受けました。
いつもどおりの手洗いで自分の手がどれだけ汚れているか、確認してびっくり。
そのあと正しい手洗い方法で手を洗って再確認してもらいます。
アルコールジェルの正しいつけ方、マスクの正しいつけ方なども学んでもらいました。
これから社会に出る若い人たちの力が、ますます必要となる時代がやってきます。
今回の体験が生徒さんにとってすこしでも役に立つことがあると、お手伝いした職員も大変うれしく思います。
平成28年11月4日
総務人事課:深沢華子