薬剤科では「お薬のはなし」と題してロビーの一角を借り、薬や健康に関連する情報を提供しています。
今回は『くすりの保管方法』についてです。
薬の効果を十分発揮するためには『保管方法』が重要です。
薬はとりあえず冷蔵庫に入れておけば安心!…という方いらっしゃいませんか?
薬の保管には3つのポイントがあります。
【温度】高いと変質しやすいですが、かといって冷蔵庫に保管すると湿気を帯びやすくなります。
特に指示がなければ冷蔵庫に入れる必要はありません。
【湿度】湿度が高いと変質したり、カビの原因になります。
雨が多い季節はフタのしまる缶やチャック付きの保存袋に保管することをお勧めします。
【光】直射日光のような強い光を受けると変質しやすくなります。
薬の色が変、何かしみ出ているように見える、粉薬が固まっている…など異常を感じたら飲んだり、使ったりしないでください。
期待通りの効果を得られないだけでなく、思わぬ副作用が出る恐れもあります。
平成28年9月23日
薬剤科:山田亜佐子