湖山リハビリテーション病院では委員会にて防災活動を推進しております。毎月委員会を行っていますが、今回は病院での災害対策備蓄品について学びました。
『簡易ベッド』『エアストレッチャー』『衛星電話』の取扱いを防災推進委員で研修しました。
『簡易ベッド』はアウトドア用品で市販されているもので、今回は組み立て方を講習しました。2人1組で、3分で1個を組み立てることができて、150sまで耐えることができます。
寝心地もなかなか快適で、コンパクトに収納できます。
エアストレッチャーは、空気のクッションで要救助者を迅速に、少ない人数で搬送することができます。
9月の総合防災訓練でも課題となった、効率の良い搬送方法を実践するのにうってつけの用品で、搬送者が1人でも搬送することができます。また、空気のクッションで階段の昇り降りもできます。
最後に衛星電話です。衛星電話は人工衛星を使用した電波の送受信ですので、地震で携帯電話の基地局が破壊された場合でも、問題なく使う事が出来ます。災害時にはとにかく正確な情報の伝達、受信が大きなカギとなります。これら備品を活用し、一人でも多くの方を救助したいと思います。
また、一番の災害対策は訓練と一人一人の意識の向上だと思っています。これからも啓蒙活動に力を入れて行きたいと思います。